“掃除を生かす経営”
H25.7.30
“掃除を生かす経営”という講義を受けました。
掃除のやり方をパッカー車の洗車で行いました。
毎日のようにパッカー車を洗車しているのですが、日頃手を付けないところも歯ブラシなどを使用して洗車をしました。
洗車が終わり、道具の片付けもいつもであればスポンジやブラシは、泡を取り除きそのままバケツに突っ込んで直すのですが、その様な直し方をしていると道具が長くもたない。今まででしたら、道具の寿命を延ばそうと考えながら直していませんでした。
スポンジやブラシは洗い終わった後、綺麗なタオルで水気を取ってやり、バケツにおいては洗い終わった後綺麗に拭きあげて最後に日の当らない場所へ収納する。こうすると、道具が長持ちし次に使うときも誰が使うときも、気持ちよく作業が出来ると感じました。
洗車実習後には、なぜ掃除が大切なのか話を聞かせていただきました。
講義をして下さったのは、某会社の経営者の方です。
以前にさまざまな会社が経営不振に陥った中で経営が好調な会社があったそうです。どうして、この時代に経営がうまくいっているのだろうと、その会社の経営者の方とお知り合いになられお話を聞かれました。
なぜ経営が好調だったのかというと、その経営者の方が“率先して掃除をしている”とおっしゃった。
僕自身、なぜ掃除をすることで会社の経営がよくなる?と疑問に思いました。
話を聞くにつれ段々と納得していきました。
その方は、自分で率先し掃除をする。
それを見た社員が掃除に参加をする。そうすることで、仕事をする場所が綺麗になり、気持ちよく作業ができて、社員同士でのコミュニケーションも増えると言っておられました。
そこから環境が変わっていき、人自身も変わり、会社も変わっていった。
この言葉は、納得というよりもすごく自分の中に入ってきました。
掃除の仕方も大事だと思いますが、講師の方が何を伝えたいかが、理解できました。
組織の中で生きていくっていう事、盛り立てていくという事には何が必要か。
個人単体ではなく、皆が一丸となって何かをしていくことで乗り越えて行けると感じました。
一丸となる為には、自分の仕事だけをこなしているだけでは駄目だと思いました。
この講義を受けて本当によかったと思います。掃除の説明ではなく、コミュニケーションの大切さや、会社全体が一丸となった時に発揮できる力がどれだけすごいものか、すごくワクワクしました。
自分のこの先の仕事にも、プライベートの生活にも今回の講義は非常に意義のあるものでした。
業務課 井上広大